京都の大学生の出身地はどこが多い?

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京都市には約15万人の学生が在籍しています。

そのうち、令和2年に京都市内にある38の大学に入学した学生の数は29,316名(海外からの入学者除く)です。

京都は学生が多いと言われますが、果たしてどこの都道府県からの入学者が多いのでしょうか。

以下にまとめてみました。

まずは京都市にはどんな大学があるかの一覧です。

国立大学

 京都大学
 京都工芸繊維大学
 京都教育大学

公立大学

 京都市立芸術大学
 京都府立医科大学
 京都府立大学

私立大学

 同志社大学
 同志社女子大学
 立命館大学
 龍谷大学
 佛教大学
 京都文教大学
 大谷大学
 京都外国語大学
 京都先端科学大学
 京都橘大学
 京都華頂大学
 京都看護大学
 京都芸術大学
 京都光華女子大学
 京都産業大学
 京都女子大学
 京都精華大学
 京都ノートルダム女子大学
 京都美術工芸大学
 京都薬科大学
 嵯峨美術大学
 種智院大学
 花園大学
 平安女学院大学

短期大学

 京都外国語短期大学
 京都経済短期大学
 京都光華女子大学短期大学部
 京都文教短期大学
 嵯峨美術短期大学
 龍谷大学短期大学部

 池坊短期大学
 華頂短期大学

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出身都道府県

それでは出身都道府県を見てみましょう。集計人数は令和2年の入学者。つまり1学年の人数となります。

データの出典は京都市統計ポータルです。

一番多いのは地元の京都府出身者で7,063人でした。

続いて大阪府の6,287人、滋賀県の2,700人となっています。上位5位までが近畿圏となっており、和歌山を含めると全体のうち近畿圏の出身者は69%を占めます。

交通も発達しているので、京都近隣の大阪、兵庫、滋賀、奈良は十分に通学圏内と言えます。

街中や電車では標準語をしゃべっている学生さんをよく見かけますし、京都は全国から学生が集まってきているイメージでしたが、7割は関西圏出身者ということで予想より高い結果でした。

また、京都市は大学進学率が全国1位でもあるので地元出身者の絶対数も多く、割合も高くなっているようです。

では、国立、公立、私立とたくさんの大学がありますが、京都大学など国立に絞るとどうなるでしょうか。

国立大学の出身都道府県

京都市の国立大学とは上に挙げたように京都大学、京都工業繊維大学、京都教育大学の3大学になります。

尚、それぞれのおおよその入学者数は京都大学2,800人、京都工業繊維大学600人,京都教育大学300人となり総合大学である京都大学が人数比では全体の75%を占めます。

出身都道府県を調べたところ、結果は次のグラフのようになりました。

1位は大阪府の664人です。

大阪府の進学校と言えば、北野、大阪星光、大阪桐蔭、清風南海といった京大進学ランキング上位校が並んでおり、納得の結果です。

続いて、洛南、洛星、堀川、西京を有する京都府の588人になります。

そして第3位は灘、甲陽のある兵庫県となりました。

ここに奈良、滋賀、和歌山を含めると近畿圏出身者の全体に占める割合は57%となります。

約半数が関西出身ということになり、これは肌感覚に合う結果でした。

さて、今回は京都市の大学入学者の出身都道府県を調べてみました。

現在大学に通っておられる学生の方、周りの状況を見てなんとなくこの結果と合致しているでしょうか。

これから京都の大学を目指したいと考えておられる方、自分と同郷の方がどれくらいいるのか目安にして頂き、ぜひ京都のキャンパスライフを目指していただければと思います。