2019年12月の京都市賃貸物件の相場は?

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このサイトでは賃貸物件の賃料や専有面積について、京都市全体や各行政区ごとにデータを集計し、まとめています。
数値データのままでは全体像を把握するのが難しいため、各行政区ごとに賃料や専有面積をグラフ化して見やすくまとめています。京都市のリアルな現状を見て頂き、物件探しの参考にして頂ければと思います。それでは12月下旬の京都市の賃貸物件のトレンドを見ていきましょう。

京都市全体の間取り毎の賃料と専有面積はどれくらいか?

以下のデータは2019年12月21日時点での京都市内の賃貸物件情報を間取りごとに分類したものです。
グラフでは、それぞれの間取りの賃料、専有面積、単位賃料の平均値を青字で棒グラフ中に記しています。
ここで単位賃料とは賃料を専有面積で割ったものになり、1平方メートルあたりの賃料を表しています。各区の賃料の平均を算出する場合、ワンルームや3LDKなど広さの違う物件の賃料の平均値を計算しているため、専有面積が狭い物件が多い地域は平均賃料が下がる傾向があります。これを是正するために面積あたりの賃料である「単位賃料」の平均を比較することで物件の広さに左右されない賃料を比較できます。
「ワンルーム」などの間取りの横に記してある白の数字は物件数となります。

京都市全体では、単身者向けとなるワンルームの平均家賃は4.2万円、1LDKの平均家賃は8.1万円となっています。
ファミリー向けとなる2LDKの平均家賃は8.7万円、3LDKとなると平均家賃は10.4万円となります。

続いて、京都市全体での専有面積の平均値はワンルームで19.7m2、1LDKで40.9m2、2LDKで54.6m2、3LDKで68.0m2となっています。

京都市全体での単位賃料の平均値はワンルームで2150円/m2、1LDKで1990円/m2、2LDKで1580円/m2、3LDKで1510円/m2となっています。

前回(2019年1月13日)のデータは以下のリンクを参照ください。特に大きな変動はありません。

京都市各区の賃料と専有面積はどれくらいか?

続いて、賃料と専有面積の傾向は京都市各区でどのように違うのか、ランキング形式で紹介します。対象となるのはワンルームや1LDKなど全ての間取りを母数にした平均値です。

まず今回の調査対象となる物件数を見てみます。京都市の物件の件数が最も多いのは伏見区で件数は2279件となっています。伏見区は京都市の11の区の中で最も面積が広く、京阪、近鉄沿線は住宅地も多いため物件数も多くなっています。

また、物件数が最も少ないのは東山区の675件になります。

次に平均家賃についてです。全区で平均家賃が最も安いのは北区で5.0万円、最も高いのは下京区で6.7万円となっており、その差は1.6万円です。

また、専有面積が最も広いのは西京区で41.5m2、最も狭いのは東山区で26.7m2となっています。

単位面積あたりの賃料が最も安いのは山科区で1610円/m2、最も高いのは下京区で2370円/m2となっています。安くて広い物件をお探しであれば山科区で探されるのがおススメです。

間取り毎の平均賃料は各区でどれくらい違うのか?

上記のデータはワンルームや3LDKなどすべての間取りの平均値でしたが、次は間取り毎にデータを分類して見てみましょう。
ランキング形式で各区の数値を見ていきます。中央の「京都市」は市全体の件数と平均値を示しています。間取りごとの賃料が各区でどれぐらい異なっているかが分かります。

ワンルーム


ワンルーム物件は3.4万円から5.0万円です。最も安いのは北区、最も高いのは下京区という結果になりました。ワンルームの物件数が最も多い区は左京区であり、件数は289件でした。

1K


1K物件は4.1万円から5.7万円です。最も安いのは山科区、最も高いのは下京区という結果になりました。1Kの物件数が最も多い区は左京区であり、件数は1214件でした。

1LDK


続いて1LDKです。最も安いのは西京区の6.7万円、最も高いのは下京区の10.5万円になりました。1LDKの物件数が最も多い区は伏見区であり、件数は206件でした。下京区では1LDKでも平均値が10万円を超えており、高級物件が多いことが分かります。

2LDK


2LDKの賃料は7.3万円から13.1万円です。最も安いのは山科区、最も高いのは下京区でした。最大と最小の比は1.8倍になります。2LDKの物件数が最も多い区は伏見区であり、件数は203件でした。

3LDK


続いて3LDKです。最も安いのは山科区の8.1万円、最も高いのは東山区の17.9万円という結果になりました。最大と最小の比は2.2倍です。東山区は、前回に引き続き20万円を超えました。ファミリー世帯向けの広くて価格的にリーズナブルな物件を探すには山科区、山科区あたりが適しているようです。市中心部の20万円を超える物件はなかなか手が出ないですね。3LDKの物件数が最も多い区は西京区であり、件数は144件でした。

各区の賃料の分布はどうなっている?

次に各区毎に賃料の分布をヒストグラムにしたものを紹介します。
平均値だけではどの価格帯の賃料がどれくらい多いのかがわかりませんが、ヒストグラムを見れば、それぞれの間取りがその区でどのように分布しているかが分かります。
また、専有面積と賃料の散布図も載せています。この二つのパラメータには正の相関があり、面積が広いほど賃料が高くなる傾向が回帰直線を見ることで分かります。傾きが大きいということは面積の増加の割合に対して賃料の増加の割合が大きいということであり、単位面積あたりの賃料が高いことを表しています。

それでは順に各区の物件の分布をヒストグラムと散布図で見ていきます。

北区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

北区の総物件数は全11区の中で6番目に多い1521件です。平均賃料は全区の中で最も安い5.04万円、平均専有面積は全区の中で5番目に狭い28.8m2です。また、単位賃料は4番目に安い1850円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.12です。傾向が近い区は東山区 山科区になります。

西京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

西京区の総物件数は全11区の中で3番目に少ない1328件です。平均賃料は全区の中で4番目に高い6.14万円、平均専有面積は全区の中で最も広い41.5m2です。また、単位賃料は2番目に安い1610円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.1です。傾向が近い区は南区 東山区になります。

東山区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

東山区の総物件数は全11区の中で最も少ない675件です。平均賃料は全区の中で4番目に安い5.59万円、平均専有面積は全区の中で最も狭い26.7m2です。また、単位賃料は4番目に高い2120円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.18です。傾向が近い区は西京区 北区になります。

右京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

右京区の総物件数は全11区の中で3番目に多い2013件です。平均賃料は全区の中で5番目に安い5.66万円、平均専有面積は全区の中で5番目に広い32.7m2です。また、単位賃料は5番目に安い1860円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.11です。傾向が近い区は上京区 伏見区になります。

左京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

左京区の総物件数は全11区の中で2番目に多い2232件です。平均賃料は全区の中で5番目に高い5.75万円、平均専有面積は全区の中で6番目に広い29.7m2です。また、単位賃料は5番目に高い2070円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.14です。傾向が近い区は下京区 上京区になります。

上京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

上京区の総物件数は全11区の中で4番目に多い1786件です。平均賃料は全区の中で6番目に高い5.66万円、平均専有面積は全区の中で2番目に狭い26.9m2です。また、単位賃料は3番目に高い2150円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.18です。傾向が近い区は左京区 右京区になります。

中京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

中京区の総物件数は全11区の中で5番目に多い1600件です。平均賃料は全区の中で2番目に高い6.58万円、平均専有面積は全区の中で4番目に狭い28.7m2です。また、単位賃料は2番目に高い2320円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.22です。傾向が近い区は下京区 になります。

下京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

下京区の総物件数は全11区の中で5番目に少ない1509件です。平均賃料は全区の中で最も高い6.66万円、平均専有面積は全区の中で3番目に狭い28.5m2です。また、単位賃料は最も高い2370円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.21です。傾向が近い区は中京区 左京区になります。

南区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

南区の総物件数は全11区の中で2番目に少ない926件です。平均賃料は全区の中で3番目に高い6.38万円、平均専有面積は全区の中で4番目に広い33.8m2です。また、単位賃料は6番目に高い2050円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.1です。傾向が近い区は伏見区 西京区になります。

伏見区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

伏見区の総物件数は全11区の中で最も多い2279件です。平均賃料は全区の中で3番目に安い5.52万円、平均専有面積は全区の中で3番目に広い34.7m2です。また、単位賃料は3番目に安い1730円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.09です。傾向が近い区は右京区 南区になります。

山科区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

山科区の総物件数は全11区の中で4番目に少ない1346件です。平均賃料は全区の中で2番目に安い5.47万円、平均専有面積は全区の中で2番目に広い36.6m2です。また、単位賃料は最も安い1610円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.09です。傾向が近い区は北区 になります。

終わりに

前回に引き続き、各区の間取りごとのヒストグラムや、賃料と専有面積の散布図を紹介しました。
各区の間取りの賃料の関係、特徴がより分かりやすくなったかと思います。

2019年も早いもので残すところあと1週間となりました。平成から令和へ変わり、時代の流れも少しずつ変化していっています。

賃貸のトレンドも短期的には変わっていないようにも見えますが、長期トレンドとしては変化しているようにも見えます。このサイトの目的は毎月データを記録し、長期トレンドを見定めることです。これから、年が明け2月、3月に入ると1年で最も不動産業界が忙しい引っ越しシーズンに突入します。上記の賃貸トレンドを参考にSUUMOやHOME’sのサイト、もしくは不動産屋さんにアクセスして、ぜひ気に入った物件を探してみてください。

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