2019年11月の京都市の賃貸情報

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11月も終わりに近づき、秋深まる京都市です。

11月26日から天皇皇后両陛下が関西を訪れており28日には明治天皇陵(桃山御陵)を訪れ、皇位継承に伴う一連の国事行為「即位の礼」と、一世一度の重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」を終えたことを報告する「親謁(しんえつ)の儀」に臨まれました。

午後からは京都御所で、京都、大阪、兵庫など各府県の知事や各界代表ら約600人を招いて茶会が催され、アテネオリンピック女子マラソン金メダリストの野口みずきさんや、ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥さん、 滋賀ふるさと観光大使を務める 滋賀県出身のミュージシャン・西川貴教さんなど、関西の各界代表者らおよそ550人が出席しました。

さて、このサイトでは賃貸物件の賃料や専有面積について、京都市全体や各行政区ごとにデータを集計し、まとめています。
数値データのままでは全体像を把握するのが難しいため、各行政区ごとに賃料や専有面積をグラフ化して見やすくまとめています。京都市のリアルな現状を見て頂き、物件探しの参考にして頂ければと思います。それでは11月上旬の京都市の賃貸物件のトレンドを見ていきましょう。

間取りによって賃料と専有面積はどれくらい変わるのか?

以下のデータは2019年11月16日時点での京都市内の賃貸物件情報を間取りごとに分類したものです。
グラフでは、それぞれの間取りの賃料、専有面積、単位賃料の平均値を青字で棒グラフ中に記しています。
ここで単位賃料という言葉出てきましたので説明します。

単位賃料とは賃料を専有面積で割ったものになり、1平方メートルあたりの賃料を表しています。各区の賃料の平均を算出する場合、ワンルームや3LDKなど広さの違う物件の賃料の平均値を計算しているため、専有面積が狭い物件が多い地域は平均賃料が下がる傾向があります。これを是正するために面積あたりの賃料である「単位賃料」の平均を比較することで物件の広さに左右されない賃料を比較できます。
グラフ中の「ワンルーム」などの間取りの横に記してある白の数字は物件数となります。

京都市全体を見てみると、単身者向けとなるワンルームの平均家賃は4.2万円、1LDKの平均家賃は8.2万円となっています。
ファミリー向けとなる2LDKの平均家賃は8.8万円、3LDKとなると平均家賃は10.3万円となります。

続いて、京都市全体での専有面積の平均値を示します。ワンルームでは19.7m2、1LDKでは41.3m2、2LDKでは55.1m2、3LDKでは67.7m2となっています。

京都市全体での単位賃料の平均値はワンルームで2150円/m2、1LDKで1990円/m2、2LDKで1590円/m2、3LDKで1490円/m2となっています。

前回(2019年10月11日)のデータは以下のリンクを参照ください。特に大きな変動はありません。

京都市各区の賃料と専有面積はどれくらいか?

続いて、賃料と専有面積の傾向は京都市各区でどのように違うのか、ランキング形式で紹介します。対象となるのはワンルームや1LDKなど全ての間取りを母数にした平均値です。

まず今回の調査対象となる物件数を見てみます。京都市の物件の件数が最も多いのは伏見区で件数は3272件となっています。伏見区は京都市の11の区の中で最も面積が広く、京阪、近鉄沿線は住宅地も多いため物件数も多くなっています。

また、物件数が最も少ないのは東山区の950件になります。

次に平均家賃についてです。全区で平均家賃が最も安いのは北区で5.1万円、最も高いのは下京区で6.8万円となっており、その差は1.7万円です。

また、専有面積が最も広いのは西京区で41.6m2、最も狭いのは東山区で26.6m2となっています。

単位面積あたりの賃料が最も安いのは西京区で1590円/m2、最も高いのは下京区で2360円/m2となっています。安くて広い物件をお探しであれば西京区で探されるのがおススメです。

間取り毎の平均賃料は各区でどれくらい違うのか?

上記のデータはワンルームや3LDKなどすべての間取りの平均値でしたが、次は間取り毎にデータを分類して見てみましょう。
間取りごとの賃料が各区でどれぐらい異なっているかが分かります。

ワンルーム


ワンルーム物件は3.5万円から5.2万円です。最も安いのは北区、最も高いのは下京区という結果になりました。ワンルームの物件数が最も多い区は左京区であり、件数は360件でした。

1K


1K物件は4.1万円から5.8万円です。最も安いのは山科区、最も高いのは下京区という結果になりました。1Kの物件数が最も多い区は左京区であり、件数は1501件でした。

1LDK


続いて1LDKです。最も安いのは西京区の6.7万円、最も高いのは下京区の10.6万円になりました。1LDKの物件数が最も多い区は伏見区であり、件数は326件でした。下京区では1LDKでも平均値が10万円を超えており、高級物件が多いことが分かります。

2LDK


2LDKの賃料は7.3万円から13.0万円です。最も安いのは山科区、最も高いのは中京区でした。最大と最小の比は1.8倍になります。2LDKの物件数が最も多い区は伏見区であり、件数は303件でした。

3LDK


続いて3LDKです。最も安いのは山科区の7.9万円、最も高いのは中京区の19.2万円という結果になりました。最大と最小の比は2.4倍です。中京区は、前回に引き続き20万円を超えました。ファミリー世帯向けの広くて価格的にリーズナブルな物件を探すには山科区、山科区あたりが適しているようです。市中心部の20万円を超える物件はなかなか手が出ないですね。3LDKの物件数が最も多い区は西京区であり、件数は230件でした。

各区の賃料の分布はどうなっている?

次に各区毎に賃料の分布をヒストグラムにしたものを紹介します。
平均値だけではどの価格帯の賃料がどれくらい多いのかがわかりませんが、ヒストグラムを見れば、それぞれの間取りがその区でどのように分布しているかが分かります。
また、専有面積と賃料の散布図も載せています。この二つのパラメータには正の相関があり、面積が広いほど賃料が高くなる傾向が回帰直線を見ることで分かります。傾きが大きいということは面積の増加の割合に対して賃料の増加の割合が大きいということであり、単位面積あたりの賃料が高いことを表しています。

それでは順に各区の物件の分布をヒストグラムと散布図で見ていきます。

北区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

北区の総物件数は全11区の中で6番目に多い2008件です。平均賃料は全区の中で最も安い5.09万円、平均専有面積は全区の中で3番目に狭い29.0m2です。また、単位賃料は5番目に安い1850円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.13です。傾向が近い区は山科区 になります。

西京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

西京区の総物件数は全11区の中で3番目に少ない1986件です。平均賃料は全区の中で4番目に高い6.07万円、平均専有面積は全区の中で最も広い41.6m2です。また、単位賃料は最も安い1590円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.1です。傾向が近い区は南区 東山区になります。

東山区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

東山区の総物件数は全11区の中で最も少ない950件です。平均賃料は全区の中で6番目に高い5.7万円、平均専有面積は全区の中で最も狭い26.6m2です。また、単位賃料は3番目に高い2150円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.2です。傾向が近い区は西京区 山科区になります。

右京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

右京区の総物件数は全11区の中で3番目に多い2728件です。平均賃料は全区の中で5番目に安い5.66万円、平均専有面積は全区の中で4番目に広い33.3m2です。また、単位賃料は4番目に安い1820円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.11です。傾向が近い区は左京区 上京区になります。

左京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

左京区の総物件数は全11区の中で2番目に多い2954件です。平均賃料は全区の中で5番目に高い5.85万円、平均専有面積は全区の中で6番目に広い31.2m2です。また、単位賃料は6番目に高い2010円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.14です。傾向が近い区は下京区 右京区になります。

上京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

上京区の総物件数は全11区の中で4番目に多い2304件です。平均賃料は全区の中で4番目に安い5.63万円、平均専有面積は全区の中で2番目に狭い27.0m2です。また、単位賃料は4番目に高い2130円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.18です。傾向が近い区は右京区 伏見区になります。

中京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

中京区の総物件数は全11区の中で5番目に多い2241件です。平均賃料は全区の中で2番目に高い6.74万円、平均専有面積は全区の中で4番目に狭い29.5m2です。また、単位賃料は2番目に高い2290円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.24です。傾向が近い区は下京区 になります。

下京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

下京区の総物件数は全11区の中で3番目に少ない1986件です。平均賃料は全区の中で最も高い6.84万円、平均専有面積は全区の中で5番目に狭い29.6m2です。また、単位賃料は最も高い2360円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.19です。傾向が近い区は中京区 左京区になります。

南区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

南区の総物件数は全11区の中で2番目に少ない1229件です。平均賃料は全区の中で3番目に高い6.3万円、平均専有面積は全区の中で5番目に広い32.7m2です。また、単位賃料は5番目に高い2080円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.09です。傾向が近い区は伏見区 西京区になります。

伏見区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

伏見区の総物件数は全11区の中で最も多い3272件です。平均賃料は全区の中で3番目に安い5.52万円、平均専有面積は全区の中で3番目に広い34.9m2です。また、単位賃料は3番目に安い1720円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.09です。傾向が近い区は上京区 南区になります。

山科区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

山科区の総物件数は全11区の中で5番目に少ない2003件です。平均賃料は全区の中で2番目に安い5.47万円、平均専有面積は全区の中で2番目に広い36.5m2です。また、単位賃料は2番目に安い1610円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.09です。傾向が近い区は東山区 北区になります。

終わりに

京都市各区の間取りごとのヒストグラムや、賃料と専有面積の散布図を紹介しました。
各区の間取りの賃料の関係、特徴がより分かりやすくなったかと思います。

秋口から冬にかけて賃貸物件は一段落といった所で、大きな動きはありません。物件の需要と供給では供給が上回っている傾向があり、ユーザーの選択肢は広くなっています。上記の賃貸トレンドを参考にSUUMOやHOME’sのサイト、もしくは不動産屋さんにアクセスして、ぜひ気に入った物件をチェックしてみてください。

当サイトの過去の分析情報は以下のリンクを参照ください。