京都は毎年多くの旅行客が訪れ、人気の観光地として有名です。
京都では四季折々の自然を堪能することが出来、特に桜や紅葉の時期になると国内のみならず、海外からも多くの観光客でにぎわいます。
2017年に京都を訪れた観光客は8,700万人、宿泊した外国人観光客は360万人、観光消費額は1兆1,900億円になります。
金閣寺、清水寺、二条城など歴史的な寺社仏閣や観光スポットのほかに、市街地には町屋を改装したレストランやカフェも数多くあり、休日の街歩きが楽しめる都市といえます。
観光客の中には京都を訪れたときにこの歴史情緒あふれる街に住みたいと思われる方も多いと思います。
このサイトでは京都の賃貸物件情報を定点観測し、これから住まいを探される方の参考となるよう間取り、賃料のトレンドを地域ごとに分析していきたいと考えています。
京都市内の賃料の相場はどれくらいか?
まずは京都市内の賃貸物件の間取りごとの賃料を紹介します。
下のグラフは2018年11月19日時点での京都市内の賃貸物件を間取りごとに集計したものです。
それぞれの間取りの賃料の平均値を青字でグラフ中に記しています。「ワンルーム」などの間取りの横に記してある数字は物件数となります。
このグラフを見ると単身者向けとなるワンルームの平均家賃は6.6万円、1LDKの平均家賃は7.9万円となっています。
ファミリー向けとなる2LDKの平均家賃は8.8万円、3LDKとなると平均家賃は10.7万円となっています。
大阪など都市部と比較して全体的にリーズナブルな賃料となっており、3LDKで10.7万円なので、京都に居を構えて大阪まで通勤される方もいらっしゃいます。
専有面積はどれくらい?
次に物件の広さも見ていきます。どれくらいの広さなのか気になる所です。平均賃料を算出した同じ物件に対して間取り毎の専有面積を分類したものが下のグラフになります。
このグラフを見ると、ワンルームで34.3m2、1LDKで41.5m2、2LDKで54.1m2、3LDKで68.8m2となっています。
こちらも都市部と比較すると広めの専有面積となっております。
上記数値から京都市全体のおおまかなイメージが掴めたでしょうか?
賃貸物件を探す際の参考としていただければ幸いですが、今回の結果はあくまでも京都市全体での「平均値」となります。
実際には区域によっても賃料や間取りの状況は変わってきますし、時期によっても物件数や相場が変動します。
区域の違いや最寄り駅による賃料の違いなどは日を改めて紹介したいと思います。
また、このサイトは物件情報の定点観測を目的としていますので、時系列データ(月に数回の定点データ)も取得して紹介できればと考えております