2019年7月の京都市の賃貸物件

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京都市も8月に入り、梅雨も明け一気に夏模様となりました。

さて、こちらは京都御苑のサルスベリです。場所は出水の小川の東です。京都御苑でこの暑い時期に暑さに負けずに真っ赤な花を咲かせます。間之町口や、寺町御門、富小路口など、各所のサルスベリが見事な姿を見せてくれます。日中は暑いので、朝夕のお散歩で見られるのが良いかもしれません。

さて、このサイトでは京都市各区の間取り毎の賃料や専有面積について、WEB上のリアルデータをもとに定点観測・集計をおこなっています。
数値データのままでは全体像を把握するのが難しいため、区ごとに賃料や専有面積をグラフ化して見やすくまとめています。京都市のリアルな現状を見て頂き、物件探しの参考にして頂ければと思います。それでは7月上旬の京都市の賃貸物件のトレンドを見ていきましょう。

京都市全体の間取り毎の賃料と専有面積はどれくらい?

以下のデータは2019年07月09日時点での京都市内の賃貸物件を間取りごとに分類したものです。データ処理が追い付かず、先月のデータとなっていますがご了承ください。今月は何とか遅延なく、データをアップしたいと思います。

さて、下に示すグラフは、賃貸物件の間取りの賃料、専有面積、単位賃料の平均値を青字で棒グラフ中に記しています。
ここで単位賃料について説明します。単位賃料とは、賃料を専有面積で割ったものになり、1平方メートルあたりの賃料を表しています。各区の賃料の平均を算出する場合、ワンルームや3LDKなど広さの違う物件の賃料の平均値を計算しているため、専有面積が狭い物件が多い地域は平均賃料が下がる傾向があります。

これを是正するために面積あたりの賃料である「単位賃料」の平均を比較することで物件の広さに左右されない賃料を比較できます。
「ワンルーム」などの間取りの横に記してある白の数字は物件数となります。

京都市全体では、単身者向けとなるワンルームの平均家賃は4.1万円、1LDKの平均家賃は8.1万円となっています。その差は約2倍です。
ファミリー向けとなる2LDKの平均家賃は8.9万円、3LDKとなると平均家賃は10.7万円となります。

専有面積に関してはワンルームで19.6m2、1LDKで41.3m2、2LDKで54.9m2、3LDKで68.2m2となっています。

単位賃料に関してはワンルームで2110円/m2、1LDKで1970円/m2、2LDKで1620円/m2、3LDKで1530円/m2となっています。

さきほど、ワンルームと1LDKで2倍の賃料の差がありましたが、面積あたりを計算するとワンルーム 2110円/m2、1LDK 1970円/m2となり、大きな差(140円)はありません。つまり、面積の違いで賃料の差が発生していたことになります。

ここで、前回調査との比較ですが、賃料および専有面積に前回から大きな変動はありません。
前回(2019年6月22日)のデータはこちらです。

京都市各区の賃料と専有面積はどれくらい?

続いて、賃料と専有面積の傾向は京都市各区でどのように違うのか、ランキング形式で紹介します。対象となるのはワンルームや1LDKなど全ての間取りを母数にした平均値です。

京都市の物件の件数が最も多のは伏見区で件数は2371件となっています。伏見区は京都市の11の区の中で最も面積が広く、京阪、近鉄沿線は住宅地も多いため物件数も多くなっています。

また、物件数が最も少ないのは東山区の638件になります。

次に平均家賃についてです。全区で平均家賃が最も安いのは北区で5.3万円、最も高いのは中京区で7.3万円となっており、その差は2.0万円です。

また、専有面積が最も広いのは西京区で41.9m2、最も狭いのは上京区で27.0m2となっています。

間取り毎の平均賃料はどれくらい?

上記のデータはワンルームや3LDKなどすべての間取りの平均値でしたが、次は間取り毎にデータを分類して見てみましょう。
これで間取りごとの賃料が各区でどれぐらい異なるかが分かります。

ワンルーム

ワンルーム物件は3.4万円から4.9万円です。最も安いのは北区、最も高いのは下京区という結果になりました。

1K

1K物件は4.0万円から5.7万円です。最も安いのは北区、最も高いのは下京区という結果になりました。

1LDK

続いて1LDKです。最も安いのは西京区の6.6万円、最も高いのは東山区の10.0万円になりました。東山区は1LDKでも平均値が10万円となっており、高級物件が多いことが分かります。

2LDK

2LDKの賃料は7.3万円から13.4万円です。最も安いのは伏見区、最も高いのは中京区という結果になりました。最大と最小の比は1.8倍になります。

3LDK

続いて3LDKです。最も安いのは山科区の7.9万円、最も高いのは東山区の23.5万円という結果になりました。最大と最小の比は3.0倍です。毎度おなじみ東山区は、前回に引き続き20万円を超えました。ファミリー世帯向けの広くて価格的にリーズナブルな物件を探すには山科区、伏見区あたりが適しているようです。市中心部の20万円を超える物件はなかなか手が出ません。京都市全体の平均は10.7万円です。

各区の賃料の分布はどうなっている?

次に各区毎に賃料の分布をヒストグラムにしたものを紹介します。
それぞれの間取りがその区でどのように分布しているかが分かります。また、専有面積と賃料の散布図も載せています。この二つのパラメータには正の相関があり、面積が広いほど賃料が高くなる傾向が回帰直線を見ることで分かります。傾きが大きいということは面積の増加の割合に対して賃料の増加の割合が大きいということであり、単位面積あたりの賃料が高いことを表しています。

それでは順に各区の物件の分布をヒストグラムと散布図で見ていきます。

北区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

北区の総物件数は全11区の中で3番目に少ない1447件です。平均賃料は全区の中で最も安い5.28万円、平均専有面積は全区の中で4番目に狭い30.7m2です。また、単位賃料は4番目に安い1810円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.13です。傾向が近い区は山科区 になります。

西京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

西京区の総物件数は全11区の中で5番目に少ない1654件です。平均賃料は全区の中で4番目に高い6.21万円、平均専有面積は全区の中で最も広い41.9m2です。また、単位賃料は最も安い1590円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.11です。傾向が近い区は南区 上京区になります。

東山区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

東山区の総物件数は全11区の中で最も少ない638件です。平均賃料は全区の中で5番目に安い5.74万円、平均専有面積は全区の中で2番目に狭い27.2m2です。また、単位賃料は3番目に高い2140円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.19です。傾向が近い区は伏見区 山科区になります。

右京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

右京区の総物件数は全11区の中で3番目に多い1985件です。平均賃料は全区の中で6番目に高い5.78万円、平均専有面積は全区の中で5番目に広い33.8m2です。また、単位賃料は5番目に安い1830円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.11です。傾向が近い区は左京区 南区になります。

左京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

左京区の総物件数は全11区の中で2番目に多い2008件です。平均賃料は全区の中で5番目に高い6.09万円、平均専有面積は全区の中で6番目に広い33.7m2です。また、単位賃料は6番目に高い1920円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.14です。傾向が近い区は下京区 右京区になります。

上京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

上京区の総物件数は全11区の中で5番目に多い1818件です。平均賃料は全区の中で4番目に安い5.7万円、平均専有面積は全区の中で最も狭い27.0m2です。また、単位賃料は4番目に高い2140円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.19です。傾向が近い区は西京区 伏見区になります。

中京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

珍しく綺麗な単峰性の左右対称グラフになりました。通常、単位賃料は部屋数が増えると低くなるのですが、たまたまでしょうか、うまくバランスしたようです。

◆賃料・専有面積 散布図

中京区の総物件数は全11区の中で4番目に多い1822件です。平均賃料は全区の中で最も高い7.29万円、平均専有面積は全区の中で5番目に狭い31.3m2です。また、単位賃料は2番目に高い2320円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.25です。傾向が近い区は下京区 になります。

下京区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

下京区の総物件数は全11区の中で6番目に多い1772件です。平均賃料は全区の中で2番目に高い6.58万円、平均専有面積は全区の中で3番目に狭い29.2m2です。また、単位賃料は最も高い2330円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.16です。傾向が近い区は中京区 左京区になります。

南区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

南区の総物件数は全11区の中で2番目に少ない803件です。平均賃料は全区の中で3番目に高い6.55万円、平均専有面積は全区の中で4番目に広い34.9m2です。また、単位賃料は5番目に高い2020円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.1です。傾向が近い区は右京区 西京区になります。

伏見区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

伏見区の総物件数は全11区の中で最も多い2371件です。平均賃料は全区の中で3番目に安い5.61万円、平均専有面積は全区の中で3番目に広い36.1m2です。また、単位賃料は3番目に安い1690円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.09です。傾向が近い区は上京区 東山区になります。

山科区

◆間取り毎の賃料・専有面積・単位賃料

◆賃料・専有面気・単位賃料ヒストグラム

◆賃料・専有面積 散布図

山科区の総物件数は全11区の中で4番目に少ない1551件です。平均賃料は全区の中で2番目に安い5.55万円、平均専有面積は全区の中で2番目に広い36.7m2です。また、単位賃料は2番目に安い1630円/m2、賃料-専有面積の回帰直線の係数は0.09です。傾向が近い区は東山区 北区になります。

終わりに

2019年7月度の京都市賃料分布をお届けしました。今回グラフした結果を見て頂くとわかりますが、ヒストグラムの裾野が狭く、全体的にバラつきが少なくなっている印象です。
これから、7月、8月と京都は非常に暑い日が続きます。日中の気温が38度を超える日もあります。夕方は急な雷雨や豪雨もしばしば発生しています。また、台風の季節でもあります。自然災害に気を付けて、暑さに負けないよう体調管理には十分ご留意ください。

当サイトの過去の分析情報は以下のリンクを参照ください。